日々の出来事や思うことを徒然と……
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
個人的に一押しをしている「図書館戦争」のアニメ
原作を読んでいる人には、なかなかいい雰囲気でアニメ化されていると思う
しかし残念ながら“原作を読んでいない”人の場合、「何で、たかが本で、銃を撃ち合うのか?」という疑問を抱く人が少なくない
実際、ネットのBBSではなく、新聞や雑誌で「原作を読んでいない人」が、的はずれな感想を書いているのに頻繁に出くわした

しかし彼らの言うのも事実であって、アニメ版では、その世界設定の根底となっているメディア良化法のニュアンスがうまく伝わらず、図書館の本を奪う「メディア良化委員会」と、それを守る「図書隊」の抗争にしか見えないのは事実
この辺は、今後どうなっていくのか……終盤での展開に期待したいのだが、そこまで描くには話数が足りないかなと言うのが正直な所

この作品におけるメディア良化法は、何も図書館の本を狩るために出来た法律ではなく、テレビやラジオなどの放送メディア、それに本や雑誌・新聞などの出版物にまで、検閲権が及んでおり「表現の自由」を徹底的に束縛して、メディア良化委員会のお気に召さないメディアは全て狩られる対象となっている
そして、それに“法的に”対抗する手段を持っているのが、図書館の自由を看板に掲げた改正図書館法をその拠り所とする図書館と図書隊という設定
検閲が及ぶ前に、図書館に納品されたメディアは、図書館資料として図書館の資料収集の自由を根拠として守るべき存在となるというのが、図書隊が表現の自由を守る唯一の存在となっている点がポイント
ただアニメでは、その辺の説明は冗長すぎるために軽くアバンの解説だけですっ飛ばしてしまっているため、本編の闘争劇が「図書館の本を奪い合って戦争している」ようにしか見えないのは、残念な部分ではある

日本人の場合、表現の自由を、自ら戦って奪い取ったわけではないため、この表現の自由を束縛する法律が出来やすい土壌がある
実際に、現在審議中の「青少年ネット規制法」などは、それを扱う権力者側のさじ加減次第では、即座に「メディア良化法」に化ける危険性を秘めている
そう言った時代にこの「図書館戦争」という作品がアニメ化されたというのは、非常にタイムリーなのだが、その根底にある部分が、一般の視聴者に伝わっていないのは実に悲しいことである

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hamamura86.blog44.fc2.com/tb.php/1126-51a66a2e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。