日々の出来事や思うことを徒然と……
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昨年は偽装が話題になった年だったが、今年も再生紙に関する偽装が新聞を賑わしている
もっとも、過去の偽装は「質の悪い物を“質の良い物”に偽装」する事案だったが、今回の再生紙問題は根が厄介である
古紙よりもバージンパルプを使った方が、質の良い紙が出来る
特に古紙再生紙の場合、色が茶色味を帯びていることもあり、売れにくい
そこで2001年にグリーン購入法という法律で、官公庁は古紙再生紙を買うことを義務づけられたわけです
実際、私の職場でも2001年から、購入するコピー紙が、それまでの白い紙から茶色っぽい紙になったのをよく覚えています
その後、業者の努力により古紙再生紙も初期の頃に比べてずいぶん白くなってきました
……と思っていたら、表示よりも実際には古紙の割合を減らしてバージンパルプを多くしていたわけですね(^^;
つまり「質の良い物を“質の悪い物”に偽装」していたという……根が深いです(^^;

問題の根っこは2点だと思います
まずは官公庁が買うという巨大市場に食い込むため
官公庁に買ってもらうために、少しでも質のいい物を作っていますとアピールするために、バージンパルプを混ぜていながら「再生紙100%」と偽装したわけですね
まぁ古紙100%が良いことなのかどうかという疑問はあるでしょうが、私が今回言いたいのはそこではありません

それは問題の根っこの2点目「紙は白くなければならないのか」という点
古紙を混ぜれば茶色味を帯びるのは当たり前
これを白に近づけようと言う努力は大事ですが、それを買う側が「白でないとイヤだ」という事を言っている限りはこの問題は解決しない
実は、少し以前に、うちの職場が作った資料を各種団体を通じて配布してもらおうとしたら、ある会長さんから「こんな色の紙を使うとは何事か! 失礼ではないか! 真っ白な紙に印刷しろ!」と凄い剣幕でクレームをつけられました
普通に、どこの職場でも使っている古紙再生紙なのですが、そのわずかに帯びた茶色味が気に入らなかったようで、いくらグリーン購入法や古紙再生紙のことを説明しても理解が得られず、結局バージンパルプ100%の真っ白な紙を買って印刷しなおしました
こういった「紙は白くなければならない」「資料は真っ白でない紙に印刷していないのはけしからん、失礼だ」と言った考え方が、古紙再生紙の普及を邪魔しているのでしょう
多少茶色味があっても許容しないから、業者がバージンパルプを混ぜながら「古紙100%です」と偽装せざるを得なくなるとも言えます

グリーン購入法が施行された2001年以降、茶色っぽい古紙再生紙を使うことに慣れてしまったので、感覚が麻痺している部分があるかも知れません
「真っ白な紙」に違和感を感じることさえあります
そんな私にしてみれば、今回の事案はいろいろと考えさせられたのでした

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